ハウスメーカーはメリットとデメリットを理解して選ぼう！
初めてのおうちの購入は気分が浮き立つものです。
中にはハウスメーカーに依頼をしようと思っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、工務店とは何が違うのかメリットとデメリットを交えて豆知識をご紹介します。
これから業者を決める方はぜひ参考にされて、生涯住む家について失敗のないように情報を上手く活用されて下さい。
家を購入する上での選択肢を広げるためにも長所短所をしっておくことが重要になりますので、判断材料にしてはいかがでしょうか。
初めて家を購入する人必見！ハウスメーカーの選び方や豆知識をご紹介します！
これから家を建てたいとお思いの方に、ハウスメーカーと工務店の違いについてご紹介します。
ますハウスメーカーとは、全国展開しているメーカーが多く、建築材なども全国的に統一しており、サービスが画一化しやすいという点が挙げられます。
それに対して工務店は昔からある地域密着型が多く、利用する建材や家のレイアウトなどに融通が効くということが利点です。
どちらがよくどちらが悪いとは一概には言えませんが、ハウスメーカーを利用すると全国的な相場が一目で分かるが家のデザインに個性が出しにくいということも言えます。
工務店は職人の腕によって仕上がりに差が出やすいと言った短所もあります。
この豆知識を活かして、ぜひ家の購入にお役立て下さい。
徹底的な情報収集で良いハウスメーカーを選ぶ
動線が確保された動きやすいスペースで効率良く気持ち良く家事をこなしたい、友人を大勢呼んでホームパーティーが出来る広いリビングダイニングやバーベキューが楽しめるフラットなバルコニーを設けたい、高齢の両親や小さな子どもやペットが安心して暮らせるようにバリアフリー化させたいなど、家を買う前に抱く夢や希望はどんどん広がります。
それを叶えるには入念な準備や徹底的な情報収集が必要になりますが、カギを握るのはハウスメーカーです。
良いハウスメーカーを選ぶことが夢のマイホーム計画の第一歩ですので、ハウスメーカー選びにおいて絶対に失敗や妥協は許されません。
信頼してお任せできる良いハウスメーカーの特徴についてですが、各地に営業所や事業所を設けていたりなどの地域密着型でその土地の特徴を完全に知り尽くしていて地盤データも網羅している、街づくりを意識した家づくりをしていて地域貢献活動に力を入れている、既成概念にとらわれず常にあたらしいことに挑戦していて優れた提案力や企画力やデザイン力や創造力を有している、機能性とインテリア性の両方を兼ね備えた家づくりを得意としているなどがあります。
高い知名度と豊富な実績を誇る人気のハウスメーカーにはそれ相応の理由が必ずありますので、そこを見極めましょう。
技術力があるハウスメーカーを選ぶには
ハウスメーカー選びにおいて、1番大切にすべきなのは技術力がいかにあるかという事です。
現在、日本には数多くのハウスメーカーがありますが、その多くがその力を携えてきています。
そのため、ただただそのハウスメーカーにそれがあったとしても選定理由にするにはまだほど遠いかもしれません。
彼らが、いかにその力をうまく住宅に表現できているかが最大の選定理由となり得るのではないでしょうか。
その力をどう発揮しているかを見るには、やはり自分の目で住宅展示場に出向くことが必要です。
そこで実際の建築物を見て、職人さんたちの想いや住宅への熱い気持ちを確認します。
カタログやインターネットだけではわからないと思います。
ましてや、住宅は人生でも数回あるかないかの大きな買い物です。
自分の目でしっかりと判断し後悔のないハウスメーカー選びをしたいものです。
その後は、自分の思い描く住宅の在り方を彼らが携える技術力と合体させ、理想の住宅を作ることになります。
大変ですが案外楽しい物です。
ハウスメーカーで注文住宅を建てたときの工期
注文住宅を建てるときは、土地がなければまず土地探しから始まり、相続などですでに土地を持っている場合は建築会社探しから家づくりがスタートします。
土地を探すところからのスタートなら、それだけで半年から1年ほどかかる可能性があります。
土地を購入したり、既に土地を入手してあるなら、一般的にはそこから1年前後で家を建てることができるでしょう。
まず最初に住宅展示場に行ったり知り合いの紹介などで、ハウスメーカーを探します。
複数のハウスメーカーに土地の大きさや建物の広さ、間取りなどの希望を伝えて、建築プランと見積を立てます。
見積を出すためには壁紙やドアなどの建具や照明などを探して決めたりする時間もかかるのです。
ハウスメーカーの選定と間取りや見積の決定、契約までで半年前後を見ておく必要があります。
工事の工期は工法や使う部材、家の大きさやこだわりなどによって差が出ますが、基本的には3か月から半年ほどかかります。
ハウスメーカーで新築する際には経営基盤が重要
住宅を新築する際、ハウスメーカーを利用する場合には経営基盤をしっかりと見極めておく必要があります。
簿記や会計に精通している方なら、利益が出ている会社かどうかはわかりますがそうでない場合にはネットや口コミなどを通じてある程度は調べておく必要があります。
ハウスメーカーでも倒産するところがありますし、支払いをしてからそうしたトラブルにならないように経営基盤がきちんとしているところを選ぶと安心です。
大手や有名なハウスメーカーでも、経営状況については不透明なところがあるのが実情です。
ハウスメーカーは信頼性が重要ですので、テレビや広告などに惑わされ過ぎずに決算関連の情報に目を通してどのような経営になっているのかを調べるのがポイントです。
低迷が続いているようでは依頼するのは心配ですし、他のメーカーに依頼をする必要が出てくるケースもあります。
技術だけでなく財務状態も会社は重要ですので、確認しておくのがおすすめです。
ハウスメーカーのアフターサービスについて
ハウスメーカーで家を建てると、さまざまなアフターサービスを受けられます。
屋根やベランダの防水、排水などの定期的な点検があり、保証期間内であれば不具合を補修してくれます。
構造体や防水に関しては10年から30年くらいの間が保証期間で、住宅設備機器やシロアリに関する契約もあります。
2000年4月に施工された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、どのハウスメーカーでも工務店でも10年は瑕疵担保責任を負っています。
しかしそれ以降はメーカーによって対応が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
10年、15年、20年などの節目で無料の定期点検を行う会社もあり、不具合があると有料でメンテナンスを受けられるケースも多いです。
企業によって対応は異なるので、保証期間と何年まで延長できるか、点検の頻度や保証の範囲を確認しておくと安心です。
補修や点検の料金が一部は無料で一部は有償という可能性もあるので、その点も住宅購入前にチェックしておきましょう。
営業担当者の対応でハウスメーカーの品質がわかる
ハウスメーカーは、営業担当者の態度を見るだけでも優秀かどうかを判断できるものです。
これには、以下の大きな2つの理由が存在するからです。
まず、ハウスメーカーというのは交渉相手が営業担当になっています。
顧客の方から伝えたい要望があるときには、その営業担当が様々な橋渡しとなりますのでこの担当スタッフの能力が低いと満足な交渉を進めることができなくなります。
ですから、最初の段階でわからないポイントなどがある場合には遠慮せずに投げかけた方が良いです。
そこで対応できるかどうかが、とても重要です。
そして、もう1つがハウスメーカーのシステムの問題です。
そもそも、ハウスメーカーは独立して経営を行っているというわけではなくあくまでも支店として全国的に店舗を展開しているにすぎません。
システム化されたマニュアルが存在するので、その内容に即したサービスを提供できないと意味がないのです。
そのため、そういったマニュアル対応ができる営業担当者かどうかを確認することは、その会社の優劣を確認するうえでも非常に重要です。